浴室の床についた毛染め剤を除去してみた!時間がカギ
浴室の床や壁に毛染め剤・毛染め液がつくと厄介です。
毛染めの剤はその時は飛んでることがわからなくて翌日に気づいたりします。
これはなかなか取れにくいものです。
私はハウスクリーニングに精通しているものですが、ここで紹介するのは誰でもできる除去のやり方です。
目次
浴室の床に毛染め剤がついたら
自宅で毛染めや白髪染めをするときは、多くの人がお風呂場か洗面所で毛染めをするのではないでしょうか。
毛染めを自宅でするときは、自分の手が汚れたりすることより家が汚れてしまうのが一番の問題になります。
浴室で毛染めをしていると毛染め液が付きやすいのは壁や床になります。
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毛染め剤を流すときは広範囲に流す
毛染めをしたら最後に髪の毛を流して頭を洗います。
この時に頭を洗うのもたくさんシャワーをかけて洗わないとなかなか取れていません。
きちんと流し切れていないまま浴槽(湯舟)に浸かって頭を浴槽に置くと浴槽に毛染めがついてしまいます。
よく流してもバスタオルには着くぐらい毛染め剤はよく付着します。
ですので、浴室の床や壁も念入りに流しておく方がよいでしょう。
理想は、スポンジやブラシでこすりながら流すのが良いです。
床などの素材には凹凸があるものもありますので、毛染め剤が落ちてると色が入り込んでいきます。
よく流したと思っても時間が経てば発見する
お湯や水でよく流したつもりでも、時間が経てば浮き上がってくるのが毛染め液。
自分で毛染めをした人はわかると思いますが、毛染め剤を1剤と2剤を混ぜていると白っぽかったり薄茶色だったりしますが髪の毛は茶色や黒に染めます。
お風呂の床に落ちた直後は色が目立っていないのでわからないことがあるのです。
しかし翌日になると、斑点やシミを発見します。
お風呂の床についた毛染め液の落とし方
お風呂の床に毛染め液がついてしまったらできる限り早くに処理をしたいものです。
2週間以内なら取れる可能性が高いです。
2週間以上たっても取れないとは言えませんが、だんだん時間が経つに連れて取れる可能性は低くなってきます。
それで毛染めのお風呂の床の落とし方ですが、まずは用意するもの。
■塩素系漂白剤・・・カビキラー・カビハイターが有名です。名前の知れていない安物でもOK
■メラニンスポンジ・・・激落ちくんなど白の少し弾力性のあるスポンジ
以上です。
では始めてみます!
お風呂の床に毛染め剤の汚れを見つけたらさっとお水で流してぬれた状態にします(水養生)
そして塩素系漂白剤を吹き付けます。
ここで大切なのは時間を置くことです。
塩素系漂白剤の成分の力で毛染め液の汚れを分解して浮き上がらせます。
15分置いてみました。
汚れの浸透が浅く素材によって変わりますが15分くらいで取れることが多いです。
取れていない場合は、メラニンスポンジで少し擦ってあげるときれいに取れます。
しかし、ここの家のお風呂は15分ではほとんど取れなかったです。
浴室の床の凹凸もあるのでメラニンスポンジの効果もイマイチです。
こういう場合は、時間を増やしてみます。
また塩素系漂白剤をかけます。
次は1時間20分ほど置きました。
見事に取れています。
すごく簡単です。
この後はよく水で流して少しブラシでこすっておくのが良いでしょう。塩素系の洗剤分を取るためです。
塩素系漂白剤の成分が残っていると実はカビが生えやすくなるという逆効果もあります。
これは毛染めが落ちてから10日くらい経ったものです。
塩素系漂白剤を使用して浴室の床の毛染め剤を取るときの注意点
塩素系漂白剤を使用して毛染めの汚れを除去するわけですが、いくつか注意点があります。
■塩素系漂白剤は手に付くと手が荒れたり肌を傷める可能性がありますのでゴム手袋やビニール手袋を着用しましょう。
手に付くと結構流さないと取れないです。
■塩素系漂白剤から出るガスや臭いで気分が悪くなったり鼻の匂いの感覚が一時的におかしくなることがありますので防毒マスク(ホームセンターに売っている)をしましょう。ただし短時間の場合は影響は少ないです。
■塩素系漂白剤は絶対に酸性の洗剤や薬品と混ぜないで下さい。ガスが出て人が死ぬこともるガスなので気を付けましょう。酸性の洗剤はトイレ用のサンポールなどです。
サンポールには塩酸が9.5%入っている賛成洗剤です。 酸性洗剤に限らず、塩素系漂白剤はどんなものとも混ぜないほうがいいです。容器にもまぜるな危険と絶対に書いてます。
私の経験ですがカビキラーなどの塩素系漂白剤をお風呂で使用しているときにレモン味の飴玉をなめていました。途中から目まいと吐き気がしてきました。
これは塩素系漂白剤とレモンの飴のなかにあるクエン酸が口の中で反応して塩素ガスが体内に入ったと考えられます。
浴室の床が汚れない毛染め液
自宅で毛染めをするときに浴室や洗面所を汚さないタイプ(汚れたとしても取れる可能性が高い)の毛染めは白髪染めシャンプーやトリートリートメントはあります。
言うならば、頭皮にやさしいタイプなのでガチガチに染めにいかずにゆっくり染めるものが多く浴室の床などもあまり汚れることがありません。
代表的なものは利尻カラーシャンプーた利尻カラートリートメントです。
家やお風呂を汚さずに自宅で白髪染めするのページや利尻カラーシャンプーは髪を洗うだけで染める超簡単白髪染めのページでも関連を紹介しています。
まとめ
毛染め剤で汚れてしまったお風呂の床は、塩素系漂白剤とメラニンスポンジで付着して2週間以内くらいなら取れることがよくありますが、時間とともに取れにくくなります。
取れなくなったものは、もう何をしても取れないことが多く毛染めもよく考えてしないといけません。
もし家で毛染めをするなら、汚れが付きにくく落ちやすいタイプのもにしましょう。