生きるためにあった方が良い生きがい・張り合い。
みんなはどのようなことを生きがい・張り合いにしているのでしょうか?
目次
生きがい・張り合いとは
生きがい・張り合いとは「生きる喜びなる事・物」のことです。
毎日が学校への往復、会社への往復、家事や介護につきっきりでマンネリ化してしまう毎日。
疲れた時には「私が生きている意味って何だろう」「仕事場と家の往復ばかり」「自分の時間が取れない」「もっと人生を楽しみたい!」と思うこともありますよね。
私達が望んでいる生きる生きがい・張り合いとは何なのでしょう。
生きがい・張り合いの例
生きがい・張り合いの例は以下の通りです。
・目標(向上心)
・レジャー、趣味
・学業、仕事
・子供、孫、配偶者、ペット、家族等
私たちは生きがい・張り合いがあることで充実感が増したり、「人の役に立っている、喜んでもらえた」と分かることで「生きている意味」を実感できることがあります。
ただし、生きがい・張り合いを感じることは人それぞれです。
生きがい(張り合い)の統計
「(20歳以上の男女2,000人を対象にした)生きがい(張り合い)に関する世論調査」では76.3%の人が「生きがいを持っている」と答えています。
特に30代と40代の人は「生きがいを持っている」と答えた人が8割を超え、生きがいや張り合いを見つけることが上手な世代だと分かりました。
生きがいの具体的な内容には以下のようなものがあります。
・ゴルフ等のスポーツ
・グルメ
・旅行
・読書等
10代では「向上心や目標達成」に、20代になるとその傾向は若干落ち着き、30代・40代は仕事や家族を通して充実感が増え、60代になると健康や日常生活で生きがい・張り合いを感じるようになることが多いようです。
生きがい・張り合い「人の役に立つ」
生きがい・張り合いは「喜び」や「満足」することで得られるものです。
「人の役に立っている」「喜んでもらえること」は、ほぼすべての物事に当てはまります。
あとは「(自分で)人の役に立っている、喜んでもらえている!」という喜び・満足を見つけるだけです。
それもまだ見つかってない人は短期のボランティアで、必要な支援を届けながら心も豊かにするのはいかがでしょうか。
そのときだけの生きがい・張り合い
冷たいことを言えば、生きがい・張り合いは「今、この瞬間だけの喜び」です。
でも毎日のマンネリした生活には大切な刺激です。
それが自己実現のための目標なのか、大好きな趣味・仕事なのか、人や生き物との共有財産なのか…
はたまた「気付かないうちに、生きがい・張り合いになっているもの」も多いと思います。
生きがい・張り合いが無い
生きがい・張り合いが無いと落ち込んでしまうときには「小さな喜び」から見つけてしませんか?
ネガティブ思考の人に見られる思考のルーティンでは、ネガティブな言葉への神経細胞シナプス間の働きが活発になっています。
マイナスな気持ちや言葉が、これまで「積み重ねたマイナスな気持ちや経験をよぶ」のです。
そこを変えるには一歩から。「小さな喜び」が見つけられない人はラッキーや感謝できることを毎日挙げてみましょう。
《ラッキー・感謝の例》
感謝できることの例には以下のようなものがあります。
・晴れていてラッキー
・ご飯を食べられることにも感謝
・仕事があることにも感謝
・心配してくれる人がいることにも感謝
毎日の小さなラッキーや感謝が「過去の積み重ねたポジティブなラッキーや感謝の経験を呼び起こして、ポジティブ脳に大変身!」
「ないものねだり」よりも今あるものを大切にした上で、生きがい・張り合いを探してみてくださいね。
筆者の生きがい・張り合い
筆者の生きがい・張り合いは、例にある通り「目標」「趣味」「家事・仕事」「家族」等があります。
心がすさんでしまう日は「心に余裕を持つ」ことが大切!
自分の身体と心が喜ぶこと続けると次第に元気いっぱいになれます。
忙しくててんてこまいの人も「自分に優しくする時間」を作ってみてくださいね。
生きがい・張り合い「マズローの欲求5段階説」
「マズローの欲求5段階説」とはアメリカ合衆国の心理学者アブラハム・マズローが提唱したものです。
最低限の欲求には、食事等の「生理的欲求」があります。
その次に「安全に暮らせる欲求」人との交流で得られる「社会的欲求」「人に認められたいという欲求」そして高次の欲求には夢や希望の実現・精神的な成長が得られる「自己実現の欲求」があります。
マズローは「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」としています。
生きがい・張り合いを感じられない人は「今はどの次元の欲求を求めているのか」も振り返ってみると良いでしょう。
次のステップアップを探してみてくださいね。
生きがい・張り合い「偉人の名言」
生きがい・張り合いは偉人から学ぶのもおすすめです。
パナソニックの経営者の松下幸之助は、生きがいについて以下のように話しています。
・人間というものは、多少困難や失敗があった方が、より大きな生きがいを感じられるものである。
・生きがいは他人から与えてもらうものではない。自分で見つけ、つかみ取るものである。
海外では、アイルランド出身の著述家ジョセフ・マーフは「人生最高の幸福は富でも名誉でもありません。自分のしたいことを見つけ、取り組むことです。人はそれを生きがいと呼んでいます。」と話しています。
適度な生きがい・張り合い
筆者はこれまで「~すべき」「~しないとダメ」という常識に囚われすぎ、完璧な自分でいなければいけないという気持ちになることが多かったです。
でも自分の人生を縛りを付けてばかりでは、生きがい・張り合いも見失ってしまいます。
そして生きがい・張り合いがあっても無理をし過ぎてはいけません。
生きがい・張り合いを楽しむときには、自分の体調や心の状態にも気を配ってみてくださいね。
さいごに
生きがい・張り合いを見つけるには「楽をしてばかり」でも「苦しんでばかり」でも得られにくいものだと分かりました。
毎日のマンネリ化した生活の中で複雑に絡み合うからこそ実感できる生きがい・やりがい。
生きがい・張り合いは全ての事に感謝しつつ、夢や目標・仕事・お金、家族、社会貢献等を楽しんでみてくださいね