会食恐怖症って知っていますか?人とご飯が食べれない!食事ができない!その原因

会食恐怖症原因

人と食事ができない会食恐怖症って知っていますか?

人には闇というものがあります。

人に言えない悩みや自分の中で起こっていること、自分だけにある感情など人によってそれは違います。

 

もし他人が知ったら理解できない・些細な事・どうでもよいこと・悩むべきことでない・引かれてしまうこと・離れられることかもしれません。

 

でも自分の中では重い悩みであり心の病というものにつながることもあり最悪の場合は死という選択さえ見えてくるものであるのです。

 

それが闇です。

 

今回の闇の話題は会食恐怖症

会食恐怖症は人と食事ができない、ご飯が食べれないというなったことの人(世の中のほぼみんな)からするとなんだそれ?という理解しがたい病気です。そんな会食恐怖症についてここで書きたいと思います。

会食恐怖症

会食恐怖症とは

会食恐怖症とは人と食事ができない・外食ができない・作ってもらったものを食べれないなど人と食事がまともにできない心の病気です。

 

胃腸が悪いということではなく、空腹もちゃんとあるのですが人と一緒ならそれが緊張感のようなもので喉に食べ物が通らなかったり食べても嘔吐しそうになったりして食事ができないのです。私が会食恐怖症だった頃は今のようなネット社会でもなく会食恐怖症はあったと思いますが、ほぼ誰も知らないものであり世の中に存在していることすらわかりませんでした。

 

その証拠に、2つの精神科を受診しましたがそんな症状しらない的な対応をされひどい目にあいました。

 

今は、ネットでも会食恐怖症が調べれば出てきますし、同じような悩みを持った人が結構いるんだなと思います。また克服の方法や体験もいろいろ載せられていて、本なども販売されているのですね。

 

この手の症状は本を読んでも他人の克服法を実践してもなかなかうまくいかないことが多いですが、可能性はありますのでうれしいことですね。

会食恐怖症

そして何より、同じ悩みを持ってる人が世の中にいるということで少し気持ちが楽になります。

 

そんな会食恐怖症ですが、一人でご飯を食べるなら美味しくたくさん食べれる人が多いでしょう。ところが会社の上司・同僚・友人・ひどい場合は家族とご飯を食べるとなると症状がでてしまうのです。

 

多くの会食恐怖症の人は、決まった量を食べないといけない場面が苦手でしょう。大皿をみんなでつつくというパターンの食事会なら乗り切りやすいでしょう。

 

ではなぜ会食恐怖症になるのか?原因はなになのか?私の体験をまじえながら解説します。

 

 

私が会食恐怖症のなった原因ときっかけ

 

会食恐怖症になるきっかけはいくつかあるようです。

 

幼少期の体験がトラウマ的に心の中に残り会食恐怖症にそのまま移行したり、発症したりする場合が多いのですが、ある程度大きくなってからや成人してからの出来事でなる場合もあります。いずれにせよなにかの出来事がきっかけで会食恐怖症になるのは間違いないです。

まず私自身の原因です。

 

私の会食恐怖症の原因

では、私が会食恐怖症になった原因を自分なりに解釈して解説します。といいますか、自分にしかわからないことなのです。

 

私が会食恐怖症になった根本的な原因は幼少期~少年時代にあります。

 

私は、元々3歳や4歳のころつまり幼稚園の頃ですが食が細くあまり食べないので親も心配して困っていたそうです。幼稚園でも小さなお弁当がなかなか食べれずに泣いていることもあったようです。ただその頃の記憶は薄く食べれないと泣いていたと思うけど、先に影響を与えるものではないような気がします。

給食

ここからです!小学校になるとそう給食です。

 

給食の始まる日は何もわからない子供の私は正直なところワクワクしていたのです。その頃もがデパートの上とかで外食するとおいしいなと思ていたので給食もそんなんだと子供心に思っていましたが、一瞬にして打ち砕かれました。なんてまずいんだ!なんて量が多いんだ!初日でKOでした。

 

この給食ってやつは食の細い子供や好き嫌いのある子どものとっては難敵であり私たちの時代は学校の先生が体罰的に食べさせるという行動が猛威を振るっていました。

 

当時の給食は

残してはいけない

減らしてもいけない

食べ終わるまでほぼエンドレス

こんな感じです。これで好き嫌いをなくすという考えと食べ物を粗末にしてはいけない、残さず食べようという教育かもしれないけど、大切な食べる喜びというものをその人から失ってしまうってことをわからない当時の教育方針は最低であると私は思う。

 

正直私は苦痛でした。泣いたこともあります。泣いたら許されると思って泣いたのかもしれません。わざと床に落としたこともありました。それをバレずにいけてたと思っていましたが、今考えると絶対にわざと落としたことはバレている。

掃除の時間まで食べさせられている子供の一人でした。

 

なぜかクラスに1人か2人、食べることを免除されている子供がいました。その子たちを羨ましいと思ったけど、子供ながら自分はあっちの世界にいかないぞと思っていました。

そんな小学生時代の給食もいやいやながら少しずつ慣れていき、好き嫌いは多くあったけど泣くことは1年生の時くらいでした。高学年でも掃除の時間でも食べている子はいましたが自分はそうはならなかった。

 

その他にも、小学校の時にある団体に所属していて合宿のようなものに何回かいきました。それも3年生くらいの時は食事の量が多く食べるのに泣いた経験があります。当時はスパルタで苦しかった思い出があります。今考えても相当な量であったと思います。

そんな経験からか、子供から少年時代はお菓子などは別にして食事するということ楽しいというよりしないとダメなものという要素が大きかった。おいしいものはおいしいと思うのですが、食事が楽しみとはいうことはなかったです。それでも高校生くらいになると小食でしたが食べること楽しいと思えていました。

発症

それで会食恐怖症が出たのは高校3年生の時でした。

友達数人と晩御飯を定食屋さんで食べた時に急にきました。

目の前に置かれた定食を見て、昔給食を見た感覚に近い感じでこんなに食べれないでも食べなくちゃ残してはいけないという恐怖感が突如舞い降りてきたのです。

そして食べようとしても喉が通らない、吐きそうになるを繰り返しながら涙目で完食。もちろん時間もかかりました。

 

なぜ急にこんなことになったのだろう。体悪い感じじゃないのに。

 

その日は、ショックでした。とにかくショックでした。夜も眠れないくらいショックでした。

 

次は食べれるのだろうか?

 

それからは食べれるときもありましたが、症状が出るのほうが多くなりました。

闇の始まりです。

 

私の場合は給食をはじめ小学生時代の外での食事の嫌な思い出が積み重なり残さず食べないいけない恐怖感が支配して発症していると考えます。幼児体験や子供の頃の体験トラウマとなってのちに悪魔として顔出すのである。

 

会食恐怖症の原因となるもの

次に一般的に考えられている会食恐怖所の原因になるものです。

残さずに食べないといけない

親のしつけが厳しい、親の教育が厳しいという家庭に育った場合も残さずに食べないとひどく怒られる。学校の給食で残さず全部食べるまで許してくれない。クラブの合宿で残したら体罰を受けるなどご飯を残すということに対して厳しくされた好き嫌いの多い子供や小食の子供は辛い思いをしています。もちろんそれで食べれるようになって好き嫌いもなくなった子供もたくさんいるでしょう。

会食恐怖症原因

しかし食べることに恐怖感・緊張感を覚えた子が会食恐怖症になることがあります。まさに私です。

 

早く食べないといけない

これも多いです。親や学校の給食関連で早く食べなさい!も全部食べなさいと同じくらいの頻度があるでしょう。これも早く残さず食べなくてはという強迫観念が強くなります。これも会食恐怖症のきっかけです。

食べるのが遅い人は仕事ができない人と社会では言われることがあります。

本当は決して食べるのが遅いわけでもないのでが、早く食べないと思うがあまり会食恐怖症になり食べるのがすごく遅くなってしまってる人もいるでしょう。

元々小食なら当然途中から食べるスピードが遅くなるのも当たり前なのでいろいろ相関関係があるのでしょう。

 

いっぱい食べないといけない

これは男の子に多く、たくさん食べないと大きくなれないよと言われたくさん食べなさいと脅迫されるのです。運動部などは食べるしごきがあるように食べろ食べろとたくさん食べさせられます。

 

たくさん食べないと大きくなれないよも嫌ですが、私の場合は体が小さかったので食べないからそんなちびでガリガリなんだと怒られることが多ったのもトラウマになっていました。

 

芸能界の話になりますが、俳優の舘ひろしさんがまだ若いころに後輩たちをいつも連れて食事に行くと考えれないような大量な注文をして自分はあまり食べずに後輩たちに俺の飯が食えねのかと言って無理矢理食べさせていたとテレビでやっていました。まさに地獄ですね!

 

食事のマナーが悪い

 

食事のマナーが悪いことが原因で会食恐怖症になる場合があります。

 

これは食事中におしゃべりをするといった種のものでなく、会食のマナーを知らないことや箸使いが下手であるということです。

会食のマナーで代表的なものは、フランス料理などのナイフとフォークのなんちゃらとかであります。ただこれは就いた仕事により機会があるかもしれませんがそんなに多くの人には機会がないでしょう。

 

私は、箸使いが悪いので確かにある程度の年齢になってからは恥ずかしいと思うようになりました。人に言われたこともありますが、こういうのは大抵本人の目の前で言われないことも多いのです。ただそれにより会食恐怖症になるということはなかったです。

私は親が左利きで教わることなく変わった箸の持ち方になってしまいました。

 

他には音を立てて食事をするタイプの人も注意を受けたりすると人前でご飯を食べることに恐怖を覚えることがあります。

 

会食マナーはたくさんありますが、それを指摘されたり恥をかいたりするとそこから会食恐怖症になるかもしれません。

 

まとめ

ここまで会食恐怖症の私の体験も含めた原因やきっかけについて書いてきました。会食恐怖症になるきっかけは食べることの強制的圧力に支配された経験がどこに影響している場合が多いです。

 

多くの人には簡単に越えてきたものでもごく少数の人には苦しみそのもので後々までその影響が悪い形で出てしまう出来事があるのです。

 

そんな会食恐怖症は心の闇の部分で同じ悩みを持つ人しか理解できないのかもしれません。

次回の記事では、私がど会食恐怖症にもがいてた日々を書いていきます。

 

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