脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は別称「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」「年寄りいぼ」とも呼ばれるイボです。
皮膚の老化現象でできるイボですが、若い人にもできることがあります。
目次
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)とは
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)とは皮膚良性の腫瘍の1つです。
一般的な首イボと異なり、首やデコルテ以外にもできます。
顔や頭以外の全身のどこにでもできるイボです。
このイボは触るとザラザラして、最初は1~2㎜程度の小さなイボだったのに治療しないと少しずつ大きくなります。
※イボによっては痒みを伴うこともあります。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)が出来るまで
イボは日光の紫外線により、肌を外側を守ろうとメラニン生成が過剰になりイボもできやすくなります。
その為、脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)も太陽が当たりやすい顔まわりにできやすいです。
そしてメラニン生成はするのに、不必要になったものは垢として落ちずに色素沈着。
その結果、老人性のシミもできやすくなります。
色も肌色~淡褐色・黒色と様々です。形も「平らなイボ」から「隆起するイボ」まであります。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)と予防
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は1個除去しても新しいイボが増えてきます。
イボは小さいイボの時に除去。
数が多い人は大きなイボから除去して、その後に小さなイボも除去し再発も予防します。
イボが出来やすい人は、年1回のチェックがおすすめです。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)と紫外線
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は、野外で働くことが多い人やスポーツをしている人によくみられるイボです。
特に色白の人は「化粧や日焼け止め(サンスクリーン)をきちんと塗らずに外出することが多い」と中年期以降に多発することがあります。
また、肌を美黒にしたくて日焼けサロンに行く人は20歳前半から後班にかけてできることがあります。
一般的には、年齢が高くなると脇の下や脇腹、腹部、鼡径部(股)、陰部等の紫外線が当たらない場所にもできやすくなります。
これは加齢とともに表皮の遺伝子に異常が起きるためです。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)と乾燥肌
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)は紫外線と同じように、摩擦や乾燥肌でも出来やすくなります。
肌の乾燥や潤い不足では、蓄積した肌ダメージを修復できません。
摩擦も肌の乾燥と潤い不足、新陳代謝力の低下等を引き起こしイボを出現させてしまうことがあります。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)の治療
皮膚科での脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)の治療法は、初期の数ミリ単位の大きさなら電気焼灼で治療。
他にも冷凍療法、レーザー治療でも除去できます。
ただ加齢とともにイボが大きくなってしまうとる手術が必要になります。
複数個のイボで悩むときには、イボの除去と共に予防もしていく必要がありそうです。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)の対策
「肌ダメージの蓄積」と「加齢」によって出来やすくなったイボは、保湿をすることでイボの除去と予防が期待できます。
肌の保湿では脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)のイボを柔らかくして剥がしやすくします。
そして肌の潤いアップ、乾燥肌も予防することで肌の再生力の向上に努めます。
肌の新陳代謝や免疫力が促進されれば、新しいイボも出来にくくできるのです。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)「いつから」
脂漏性角化症は30代~40代から悩み始めて、60代で80%、80代でほぼ100%の方に見られるイボです。
紫外線を浴びることが多い人は40~50代からでき始めます。
放置しておいても治るわけではなく、むしろ加齢とともに増えていくだけです。
美肌やおしゃれを楽しみたい人はお肌のお手入れにも気を付けたいですね。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)と首イボクリーム
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)のイボの除去と肌のお手入れに最適な物には首イボクリームがあります。
その中でも、私が1番おすすめしたいクリームは「艶つや習慣+」です。
通販サイト「アマゾン」でも1位を誇る商品で、累計50万個も売れている信頼のあるクリーム(ジェルタイプ)です。
お値段は4,104円(税込・送料別)と良心的なお値段で、複数個の首イボの除去と再発予防ができます。
初回お試しだと半額の2,052円(税込・送料込)で試せるので手に取りやすい商品です。
《艶つや習慣+》
「艶つや習慣+」は妊娠中の方や男性・子供にも使用できるクリームです。
首・目元の柔らかい皮膚にできる脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)にも使えて、「あんずエキス・ハトムギエキス」のWエキスがイボを撃退!
角質取り成分も配合されているので、1か月以上試すと小さな首イボはポロっと取れることがあります。
肌が弱い人にも安心して使えますが、不安がある人はアレルギーを確認してから使用してください。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)にもおすすめ「肌つや習慣+」
出典:aqua-b.jp
「紫外線」や「乾燥肌・潤い不足・摩擦」「加齢」による「新陳代謝の低下」でも出来やすくなる脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)。
これには遺伝的な要因も含まれていて、若いと20~30代で出現することがあります。
他にも紫外線ホルモンの減少や免疫力の低下でイボが出来やすくなったときには、規則正しい生活と首イボクリームで脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)も整えるのはいかがでしょうか。
さいごに
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)はシミ・ほくろと間違えやすいイボです。良性の腫瘍で人にうつることもありません。
ただ年齢を重ねるうちに気にならない程度だった脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)が大きくなってきます。
イボが目立っては人からの見え方も気になってしまいますよね。
また脂漏性角化症と思っていたら、皮膚ガンだったということも稀にあります。疑わしい場合は病理検査をしてもらい心もスッキリさせましょう。
脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)だと分かる場合には、首イボクリームを全身の脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)に使用して予防できるようにするのはいかがでしょうか。