鉄道

阪堺電車(チンチン電車)貸し切りで電車で宴会!実際に乗ってきた

先日のことですが、知り合いの仕事関連の集まりというか宴会に若干代打気味でお邪魔してきました。

なんかある大学出身の士業の集まりの会のようです。
知り合いの会社の担当税理士がそこにいるのである。

阪堺電車で貸し切り宴会

そのある大学の士業の会という宴会がなんと大阪のチンチン電車である阪堺電車を貸し切りでその車内で行われたのであります。
元々自分は鉄道が結構好きではあるが、あまりこの手の電車に興味を持ったことは今までにない。

貸し切りの阪堺電車の中には、まあまあ簡単めな装飾がされており机が4つくらい置いてる。
そしてクーラーボックスが足元に置いてありました。
おそらく車内装飾・机・クーラーボックスが阪堺電車の貸し切りの標準についているものなんだろう。

食べ物や飲み物は自分たちで持ち込むようである。
司会の人がビールは阪堺電車が用意してくれましたっていう気がします。

実をいうと、チューハイやジュースやワインなどたくさん用意されていましたがクーラーボックス内の缶ビールが次元の違う冷え方をしていたのでそうだったと思う。

この日の食事は、宴会に参加されたどこかの会社の仕出し弁当でした。
何というボリューム!!
女性は食べきるのはしんどいくらいではないでしょうか?

電車の中で弁当を食べるのは珍しいことではない。
新幹線や特急列車で遠出をする時には、駅弁を買って車内で食べるのは一種の楽しみである。

しかしだ、、、、

横にながーい椅子がある通勤電車型の車内で弁当を食べたりお酒を飲むなんてまあ珍しいことである。

食べて飲み始めるとすぐにわかるのですが、揺れる!!!

ちゃんと持っておかないと不安である。

実際に机の上に置いてる缶ビールがこぼれることはなかったけど、ちょっとでも急停車があれば危ないであろう。

阪堺電車は大阪市内の街並みというか車が走っている道路の上のレールを走り、大和川を渡り堺市に入って浜寺駅に到着します。

チンチン電車で宴会って!トイレが心配

阪堺電車(ちんちん電車)で宴会となると、誰もが思うことがある。

トイレがないんじゃないの?

新幹線や長距離列車には必ずと言ってトイレは完備されている。
しかし普段通勤電車で短距離で活躍している路面電車にトイレなんかあるわけないのです。

宴会でビールなんかをガバガバ飲んでるとトイレは行きたくなる人が多いでしょう。

私も不安でした!

しかし、大丈夫。
トイレ休憩が程よくにあります。

阪堺電車の貸し切りは天王寺駅前と浜寺駅間を往復するのですが、折り返しの浜寺駅で20分そして帰り道の
我孫子道で20分のトイレ休憩があります。

2回トレイ休憩があります!

浜寺駅前は男子便所は駅のすぐ近くの駅職員用のようなところです。
女性用は少し歩きます。

我孫子道は阪堺電車の車庫があり、その施設のトイレを借ります。
ここでタバコ休憩もできます。

この2回のトイレ休憩でほぼ大丈夫だと思います。

我孫子道の車庫

帰りのトイレ休憩で止まる我孫子道では、車庫に電車を入れるので普段では体験できない感じがあるけど、
鉄道に興味のない人からするとなにも感動はないでしょう。

では私はどうだ?

それなり興味はあります。
ただ、私は世の中でいう強烈な鉄道マニアってほどでもなく子供のころから電車が好きだったという感じです。

ちょっと自分の鉄道好きの話をすると、遠くにいく列車が好きです。

都市圏を走っている通勤電車とか田舎を走る1両のローカル列車などにはさほど興味を持つこともなく
例えば大阪から北陸や山陰や九州なんかに特急や急行が好きでした。無駄に長距離を走る列車がたくさんありました。

特急白鳥とか急行きたぐには大阪から青森走ってたり、特急まつかぜも大阪から山陰線経由で博多までいったり。
他にも山ほ中長距離の列車はありました。

鈍行と呼ばれる普通列車も遠くまで行ったましたね。

しかし、それは昭和の時代の国鉄やJRであり、今の新幹線・飛行機時代になるとそういう長距離列車はどんどんなくなり
利便性重視になっています。

子供のころ、時刻表を見てあの特急に乗りたいこの急行に乗りたいと夢を膨らましていましたが、現実にはお金がないし無理でした。
大人になったらたくさん乗ってやると思いましたが、大人になるとそういう電車はもう昔話の世界で、YouTubeの動画を見て楽しむくらいである。

いかに戻ることのない今の現実を大切にしないとと思います。

そんなことで話はそれましたが、車庫に入ってトイレ休憩。
そこに止まっていたレトロな昭和の路面電車を見ました。
近代的なシャープな車両とは違い、味のある形にカラーリング。
車でも電車でも古き良き姿があります。

運転手さんにレトロの車両の話を数分でありますが聞くことができて、この貸切宴会の一番わくわくした部分かもしれません。

ありがとうございます。

 

最終到着とまとめ

そしてるうちに出発駅の天王寺駅前に戻ってきました。
通常のダイヤに組み込まれているので、時々電車の待ちがあります。

一度同じように貸切宴会列車とすれ違う場面がありました。
また踏切や駅に停車すると結構な人がじろじろ興味深く見ているのが少しだけ照れてしまします。

屋形船ほどの風流はないかもしれないけど、なかなか面白い体験ができます。

阪堺電車の貸切宴会に興味がある人は、阪堺電車のHPに乗っていますし、そこから申し込みなどができます。
www.hankai.co.jp/reserve/ アドレスです。

55,200円(税込み)です。