髪の毛

薄毛とタバコの関係:生活習慣も正して「内側と外側から育毛」する

薄毛タバコとの関連も強いです。

ではタバコを吸わなければ薄毛も改善されるのでしょうか?

薄毛とタバコ

ニコチンタール等の依存性・発がん性がよく知られているタバコ。

薄毛との関連では、タバコに含まれる200種類以上の有害物質が頭皮・髪にも影響を与えています。

しかしタバコをやめれば解消されるわけでもなく、むしろ依存性でイライラしやすくなりことも。

薄毛は生活習慣の乱れを正して食事はバランス良く食べ、頭皮・髪に良い栄養を補給できるようにしましょう。

その上で喫煙量もほどほどにして頭皮・髪への悪影響を抑えましょう。

薄毛とタバコ「血管の収縮」

タバコはニコチンの影響血管が収縮することも知られています。

頭皮も同じで、血管の収縮で血行不良になれば、髪に必要な栄養素も送りにくくなります。

またタバコに含まれる一酸化炭素ヘモグロビンと結合。髪や頭皮に必要な酸素の量が少なくなり髪が細く・抜けやすくなります。

身体への影響では動脈硬化心臓病のリスクも考えられます。

薄毛とタバコ「ビタミンを消費」

タバコを吸うことは、ビタミンを消費することに繋がります。

健康な髪の毛に必要ビタミンにはビタミンEやビタミンC・ビタミンB12等があります。

ビタミンEは血管を拡張させて、ビタミンCはビタミンEの吸収を促進

それがタバコの影響によりビタミンは破壊されて他のビタミンの吸収も阻害します。頭皮の血行不良に繋がるのです。

またタバコの煙に含まれるシアン化水素ビタミンB12を消費。髪の毛を作る為の細胞分裂も減らしてしまうのです。

薄毛とタバコ「肝機能の低下」

肝臓体内の毒素を片付けたり、食べ物に含まれる成分を栄養に変えてくれる機能があります。

しかし喫煙量が多いと、タバコに含まれる多くの有害物質を処理しようと忙しくなります。

すると髪や頭皮に必要な栄養に変えることができなくなるのです。

仮にバランスの良い食事が摂れていたとしても、肝機能が栄養に変えてくれなければ薄毛を改善するための栄養も不足しがちになります。

薄毛とタバコ「男性ホルモン」

タバコは、男性ホルモンにも影響を与えます。

男性ホルモンで知られているテストステロン筋肉の増大や闘争本能・体毛増加にも関係しています。

しかし5αリダクターゼという酵素と結びつくとジヒドロテストロン(DHT)に変化してAGAの原因になることが分かっているのです。

※AGAとは男性型脱毛症のことです。

有名なハーバード大学の調査では「喫煙男性の方がDHTが多い」ことも分かっています

薄毛とタバコ「DHTとの関係」

DHTは、髪の毛の元になる毛母細胞の働きを鈍らせます。

前頭部~頭頂部に多い男性ホルモン受容体と結びつけば、発毛を抑制する脱毛因子TFG-β1に変化。

DHTと男性ホルモン受容体の結びつきやすさは遺伝によって異なります。

他にもDHTは、皮脂の分泌過多でベタつきやすくなったりと頭皮の環境を悪化させることもあります。

薄毛とタバコ「必要な栄養素」

髪に必要な成分の90%以上タンパク質です。

しかし栄養素は単体で働くことは少なく、健康的な髪には(前述の)ビタミン類の他、亜鉛・ヨウ酸(納豆、焼きのり、レバー)等のミネラルも一緒に摂る必要があります。

亜鉛イソフラボンの摂取では5αリダクターゼを抑制する効果も期待できます。※亜鉛を含む食品には納豆、牛肉、レバー、カキ等があります。

つまり栄養素はバランス良く摂る必要があるのです。食べられない物に関してはサプリメントで補うのもおすすめです。

薄毛とタバコ「ストレスを溜めすぎない」

ストレスホルモンバランスを乱れさせる他、血管が収縮して血行不良になります。

しかし現代のストレス社会では、ストレスを溜めないことの方が難しいものです。

そして悪い面ばかりヒューチャーされているストレスは、心身を緊張状態にして仕事の能率を上げたり、ストレスとなる出来事に立ち向かう(または回避する為にも効果を発揮します。

ストレスは良い面悪い面とうまく付き合って薄毛対策にも努めましょう!

定期的に緊張状態を解消リラックスストレス発散して、ストレスを溜めすぎないように意識できるようにしましょう。

薄毛とタバコ「育毛剤の使用」

薄毛対策では育毛剤の使用もおすすめです。

育毛剤は育毛・発毛促進の他、頭皮環境を整えたり抜け毛を防止して健康的な髪をサポートしてくれます。

育毛剤を初めて使う方は「サービスが充実している公式サイト」で「返金保証付きの育毛剤」を購入するのがおすすめ。

口コミアレルギーも確認して自分に合った育毛剤を見つけましょう!

薄毛とタバコ「睡眠との関係」

睡眠はテストステロンにも影響を与えます。

2日徹夜すればテストステロンの生産が止まると言われていて、テストステロンの減少は男性の身体的特徴の他、体力・精神力の衰えにも繋がります。

テストステロンは減らすほど、ジヒドロステロン(DHT)への変換を高めてしまうのです!

薄毛とタバコ「運動も大切」

適度な運動はテストステロンを自然に増やしてくれます。

自宅でのストレッチ簡単な筋トレの他「通勤の際のウォーキング」に「帰ってからのジョギング」、ジムを利用して体を動かすのも良いでしょう。

ジムでは水泳やトレーニングメニューのシャドーボクシング、休日のサイクリングといった有酸素運動もおすすめです。

※有酸素運動とは「酸素を多く取り込んで体内の糖質・脂肪等のエネルギーを消費する運動のこと」です。

薄毛とタバコ「AGA治療」

AGA治療を行っている皮膚科・クリニックでは、AGAと診断されると5αリダクターゼに作用するプロペシア(生成を阻害する効果)等のAGA治療薬を処方してもらうことができます。

同時に禁煙したい人は禁煙外来で、内側と外側から治療していくのがおすすめです。

この機会にAGA治療について詳しく聞いてみたり、体の健康のために禁煙に努めるのもいかがでしょうか。

まとめ

タバコはパッケージに「肺がんや心筋梗塞、脳梗塞の危険性を高める」と記載されている通り、体への悪影響を高めるものです。

そしてそれは薄毛にも悪影響を与えることが分かりました。

太くて艶のある髪を育てる為には、禁煙だけでは解決できません。

タバコを控えたら規則正しい生活とバランスの良い食事で、育毛剤治療の効果も高められるようにしましょう。